愛媛果試第28号(紅まどんな)

品種名 愛媛果試第28号(紅まどんな)
育成機関名 愛媛県立果樹試験場(現:愛媛県農林水産研究所 果樹研究センター)
農林登録
品種登録 登録年月日:2005年3月23日
品種登録出願者:愛媛県立果樹試験場
交雑組み合わせ 南香(母)×天草(父)
交雑年:1990年
品種の説明 12月が成熟期で早熟のタンゴール。糖度12〜13度、クエン酸1%程度
果実の大きさはやや大果(250g)伊予柑程度
肉質は柔軟多汁で両親品種に比べて食味が優れている
外観・品質ともに良好な中晩柑類
収穫時期が遅すぎると、果皮にひび割れが生じ、腐敗することがある
腰が高く独特な果形をしている。果面は濃橙色で滑らかで皮は天草より剥きやすい。
種子は入らずじょうのうも薄く、肉質良好である。減酸が早く糖度はやや高い。
樹勢はやや強く、樹姿は当初やや直立し、徒長枝の発生が多いが結実し始めると開帳してくる。
当初トゲの発生があるが徐々に消失してくる。

この品種は、愛媛独自の品種として確立され、苗や穂木など厳しく管理されることになっている。
また、糖度・酸が規定の基準に達したものを「紅まどんな」として販売され、基準に満たないものについては「愛果(あいか)28」として販売されることも県域基準として指定されています。
果実見本写真

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