カンキツ(中晩柑)類の主な栽培の流れ。


樹木生理状態 人的作業 作業の目的
剪定作業 樹の若返りを基本に、樹の状態を安定させる。
樹幹部(木の中心の幹なる部分)に太陽光線が届くようにする。
樹形を整え、新たに実のなる部分となる新芽の成長を促す。
開花 施肥 これから成る果実のための栄養を与える。
着果〜一次落果
初夏 果実肥大期 摘果作業
施肥
幼果時期にできたキズのあるもの等、不要となる果実を落とし、
残る果実の肥大をより促す。
仕上げ摘果 果実の肥大状況に応じて、見落としなどさらなる摘果をし、
樹に成る数を仕上げる。
最終肥大期 施肥 果実肥大に伴う栄養不足を補う。
着色・成熟期
収穫 1年の作業の成果が問われる収穫。
休眠期 施肥 1年間の成り疲れを取り新たに実をつけるため栄養を用意する。

この他に、各種防除作業と夏の雨量不足の場合潅水作業などが行われる。


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